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インドへ来た経緯 吉田編

  • 執筆者の写真: マサラ
    マサラ
  • 2018年5月11日
  • 読了時間: 5分

簡単な経歴

平成9年2月 誕生。現在21歳です。

小4まで地元兵庫県の公立で育つ

小中学校の約四年間、父親の転勤で初めての海外在住(インド)

中2の夏に帰国、公立中学へ転校〜卒業

“くもん“が経営するスイスにある高校へ入学〜卒業

インド私立大学へ正規進学〜現在

毎度のことですが、この経歴だけ見たら「インドのことムッチャ好きやん」と思われがちなのです。けどトータル7年間の滞在期間のうち半分以上はインドのことが大嫌いでした笑。

じゃあそんな僕が何故再びインドに正規留学したのかを書いていきたいと思います。

インドとの出会い

上記にある様にインドとの出会いは10歳の頃でした。地元のサイゼリヤで家族と夕食中、突然父の口からインドに引っ越す事実を告げられました。本当にわけがわからなくて、とりあえず泣いていたのを今でも覚えています笑。

それから一ヶ月たたないうちにインドへ出発、そして衝撃の光景を目撃しました。本当に道端に牛がいるし、訳わかんない言葉を喋りジロジロ見て来る人たちが居るし、車には物乞いが寄って来る、インドの第一印象は本当に最悪でした。でもそこからは小学校の友達が周りにいたおかげで、比較的楽しくやっていたと思います。4年の滞在を経てインドを去る時は、“インドを離れるから”ではなく、友達との別れが辛く再び泣きじゃくりました。

そんな最初の四年間、驚くことに一度も“インド”という国自体を好きになったことはありませんでした。

それからというもの、この経歴のおかげであだ名はいつも“インド”。僕が唯一覚えていたウンコという意味の“ポッティー”を友達に教えると、おもろい、可愛い、言いやすい、等の理由で僕のあだ名になっていた時期もありました笑。

4年も変わった国に住むと、やはりそれがネタにされるんですねぇ。今ではいい話題になってありがたいですが笑。

高校時代

高校進学の理由も触れると、ざっくりとですが当時自分の中で、日本の高校にこのまま進んだら埋もれてしまうなぁと考えていました。その時に知り合いの“くもん“に勤めている方にスイスの高校を勧められて、コレだ!て思ってしまい、受験します。無事合格するのですが、やはりお金の方がすごくて祖父から借金しないと行けないという事になり、「行くならその後も海外へ行け」と父と堅く約束させられまして、入学許可がおりて無事進学できました。

ですが、やはり高校生ですから、学校では勉強がどうでもよくなるくらい青春してしまいました笑。

留学した理由

そんな青春真只中で約束していた海外進学について真剣に考え始めます。借金までしてまで行かせてくれた高校ですので、このまま大学も海外に行かないと意味がないと思うと同時に、大学での留学は高校の時以上に留学費がかかる事が判明し、かなり悩みました。そんな時に、父にインドの大学なんかどうだ?と打診されますが、これは避けねばならんと必死にやりたい事・行きたい国を調べました。ところが、願い叶わずインドに再び戻ることに決定します。というのも、やりたい事が決まってない段階で留学先を探していたので、その留学先への志望理由が弱く、「そんなんだったら、縁もあるのだしこの先注目される国で勉強がベストだ」と父に論破されてしまったからです。これに言い返す言葉もなく、自分でも納得してしまいました。それだったら受けるだけ受けてやると、今の大学を受験するのですが、なんと合格してしまいます。(この時はダメだったら就職をと考えていました笑)もちろん他に選択肢なんてないので、入学することに決めるのですが、過去のトラウマのせいでかなり抵抗がありました。 

インド留学について

まず始めにインド留学の一番の魅力は「未知」です。もちろん未知ということは同時に留学に行かない理由にもなってしまいますが、留学という行為自体未知を経験しに行くことです。それなら未知のパートが多い国の方が“美味しい“と思いませんか?「こんな国で何年過ごしてやったぞ」てドヤりたくないですか? 

私もそんな軽い気持ちでインド留学を決めた一人です笑。

その上で、三年間過ごして改めて感じたインド留学の良いところを紹介していきます。

・本当の意味で異文化交流が出来る=これは日本人・インド人双方が双方の文化をほとんど知らないという意味です。お互いの文化に近い部分がいくつかあれば、やりやすいのかもしれません。ですが巷でも言われる通り、日本とインド文化は真逆と言っても間違いない程違う部分が多いです。その上で、お互い何も知らないからトラブルもたくさん起こります。でもこれを続けて行くうちに、文化を“学ぶ”“伝える”二つのやりがいを感じることができます。

・人脈=これはインド人と友達になれるということで、お手本のような綺麗な人口ピラミッドのインドでは若い世代があふれています。ですから、彼らは日々競争社会の中で過ごしています。彼らの上昇志向はすごいもので、すぐ将来のはなしになり「一緒にビジネスしよう」なんて持ちかけてきたりもします。そんな彼らから刺激を受け、将来も繋がっていられるなんて最高じゃ無いですか?

・パイオニアになることが出来る=上記でも書いた通りインドに来ている日本人学生は多くありません、正規学生になると私の周りにいるという話を聞いたことがありません笑。もしかしたら今後アメリカくらい大きくなるかもしれない国への留学パイオニアになることができるということです。

最後に

私の拙い文章を最後まで読んでいただきありがとうございます!

一見図々しいけど可愛らしい一面も持っていて上昇志向を持ち合わせている、こんなインド人の輪の中で彼らと日々を過ごしてみてください。ここには書ききれないですが、日々面白いことがたくさん起きます。これは、行ってみなければわかりません。

これが皆さんの足がかりになればと思っております。

ありがとうございました。

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